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2段階認証のすすめ

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パスワードに気を遣っていますか?

最近のインターネットサービスの利用に欠かせないものといえば「パスワード認証」ですが、普段このパスワードの作成に気を遣っておられますでしょうか?

というのも先日驚くべきニュースが話題となりました。超大企業のソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント社がサイバー攻撃に見舞われ、なんと社内の重要機密ファイルのパスワードを「Password(パスワード)」という名前のフォルダで管理していたことが判明。稚拙な管理体制に世界中が驚嘆しました。
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もしかするとあなたも、誰にでも想像のつくような文字列にされていませんでしょうか?

認証といえば、ユーザーID(メールアドレスなど)に加えパスワードを入力する方式が一般的です。
しかし前述のように誰にでも想像のつくような文字列を使っていたり、そうでなくともパスワードをクラック(不正に入手する)ことは詳しい人間なら比較的簡単な技術のようです。
また、中には作成する文字数や使用する文字に大きな制限を掛けたりしているサービスもありますが、そうなると今度は人間のほうで覚えておくのが難しくなります。
それに、自身の問題でなくともどこからかデータ流出してしまった場合、不正利用されることは防ぎようがありませんが、そういう時かなり頼りになる技術が「2段階認証」です。

2段階認証とは?

スクリーンショット 2014-12-09 14.11.472段階認証とは、通常のパスワード認証を行ったあと更にスマートフォンなどの別の機器で入手する「認証コード」でもう一度チェックを行う方法。例えると、パスワードという鍵のかかった扉の先に、さらに認証コードという鍵のある扉があるようなもの。そして二つめの扉となる「認証コード」は利用する別の機器から入手することとなります。

つまり2段階認証は、自分が知っているもの(パスワード)と持っているもの(スマートホンなど)でアカウントを保護します。パスワードが盗まれても、アカウントにアクセスするにはさらに別の機器からの情報が必要となるのです。
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導入できるサービスは意外と多い

それでは、この2段階認証を使えるサービスはどれくらいあるのか?ですが、メジャーなものだけでもこれだけのサービスで導入が可能です。

  • Google Apps(無料の個人向けサービス含)
  • Microsoft One Drive
  • EVERNOTE
  • Dropbox
  • iCloud
  • Yahoo
  • Facebook
  • LINE

恐らくお使いのサービスのほとんどで使えるのではないでしょうか?

まずは設定してみよう

その中でも一番利用頻度の高いサービスがGoogleの各種サービスではないかと思われますので、是非こちらのサイトをご覧になってみてください。

Google 2段階認証プロセス

かなり分かりやすく説明〜導入方法の案内をしてくれています。

当サイトでもクラウドサービスの利用にあたって、何度も呼びかけているのが

「何は無くともセキュリティー」

です。2段階認証については無料で導入できるサービスですので、今すぐ取り組まれることをおすすめ致します!

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