パーソナルインクジェット複合機との違いは?
イニシャルコストはダントツ安いしコレでいいんじゃないの?
いよいよ年の瀬に差し掛かり、今年も残すところあと僅か・・・といった今日この頃ですが、毎年この時期になると賑わう家電製品があります。
それはパーソナルインクジェット複合機です。昨今年賀状を出す家庭が減っているとはいえ、やはりこの時期ならではの賑わいがありますね。
ところで、当社のビジネスA4フルカラーレーザー複合機を便利に使う「バリューレンタル」サービスをご案内する際にも必ず話に上がるのが、こういったパーソナルインクジェット複合機との比較。メーカーで言うと「brother(ブラザー)」「EPSON(エプソン)」「Canon(キャノン)」が人気ですね。確かにイニシャルコストはダントツ安いし、最新機種は機能も豊富で選り取り見取り。ついつい、コレでいいんじゃないの?と思いがちですが、実は大きな落とし穴があります。
ランニングコストと耐久性
まず最初に、実際のランニングコストを考えられたことはありますか?
インク代が高いから・・・とお考えの方は流石に多いかと思いますが、実際どれほどものなのか?
メーカーもその辺りは充分心得ており最近では1枚◯円という表示では安い金額を打ち出している機種も多くなりました。
しかしインクジェット機の場合、それ以外にインク消費が多い要因はご存じですか?それは電源投入時のリフレッシュ動作です。機構上どうしてもノズル(インクを噴射する部分)に目詰りが生じやすく、定期的なリフレッシュ動作によってインクを空打ちするしくみになっています。
うちはあまり使うことはないからインク減らないよ・・・といった方が使っても居ないのに数ヶ月でインクが空になった!という笑えない事例も。
また、これも昔からインク代を安く済ませる方法として存在する「インク詰め替え」や「互換品(リサイクル品)」の利用ですが、残念ながら純正品同等の品質のものは非常に少ないのが現状です。それにメーカーも消耗品売上の確保に必死(というかそれがないとあんな低価格で販売できない)なので純正品以外では正常に動作しなかったりして煩わしさも伴いますね。
そして、本体耐久性はそもそもビジネス使用を考えていない機種が多いです。
基本的には1年程度の使用を想定しているものが多く、都度新品への交換が望ましいですが機種が変わるとインクの型番も変わり予備で買っておいたインクが無駄になったり、そもそも新機種用のインクは旧来価格と同じなのにタンク内のインク量が減少している傾向にあるようです。
インクジェット出力した書類って見てわかる?
ところで最近ではインクジェットプリンタの使い放題サービスも増えてきましたが、普通紙に実際に出力されたビジネス書類を見て「あぁインクジェットプリンタで印刷したな」って感じたことはありませんか?そして、どういう印象を持たれますか?
例えば同じ原稿内容だとインクジェットプリントよりレーザープリントされた書類のほうが好印象に感じられる方も居らっしゃるはずですがいかがでしょうか?
複合機の用途・目的に対する考え方が全く違う
というわけで「パーソナルインクジェット複合機」と「ビジネスレーザー複合機」は利用する用途・目的に対する考え方が全く違います。
「パーソナルインクジェット複合機」の良い部分、悪い部分を考えてみると・・・
<良い部分>
- イニシャルコストが安い(本体価格)
- 価格の割に機能が豊富
<悪い部分>
- ランニングコストが高い(あまり使わなくても)
- 本体耐久性が低い
- インクジェットプリント品質
となります。逆に言うと「ビジネスレーザー複合機」は基本的に良い部分、悪い部分が逆となるのですが、悪い部分のイニシャルコストが高いところをメリットに変えたのが当社の「バリューレンタル」サービスとなります。
インクジェット複合機を導入する感覚で、ビジネスA4フルカラーレーザー複合機を便利に使う「バリューレンタル」サービスを是非ご活用ください。